:::藤沢市議会議員 柳田ひでのり:::藤沢市議会議員柳田秀憲のブログです。

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6月定例会その2 政局の行方は?
この6月定例会では多くの議案の審議がおこなわれたが、市議会の裏側では佐賀ワキ議員の去就が注目されていた。

当初は、佐賀氏が参院選出馬にともない議員辞職するので、総務委のメンバーを入れ替えたいとか、後任の監査委員は誰にするのか、といった議論が実はあった。
しかし、公示が近づくにつれ、
「佐賀氏は出馬しないのではないか?」
という空気が強まってきた。

私は、佐賀氏が出馬し市議を辞職すると、与野党拮抗の今、一市議の辞職にとどまらない影響がでる、と考えていた。
私たち野党系としては、佐賀氏の辞職は与党の一角が崩れるので歓迎すべきことなのだが、結局参院選出馬はとりやめたので委員会構成や監査委員の選任問題などは起こらず、100条委設置も前回と同様に17対18で議長裁決もなく否決となったわけだ。
まあ「人騒がせ」の一語に尽きる。

最大与党の「ふじさわ自民党・無所属の会」の内情は知る由もないが、佐賀氏の件といい、各派交渉会といい、ゴタゴタが続いているという印象を持つ。

以前、旧かわせみ会が市議会最大会派だった時、与党会派から
「ただ人数が多いだけ。内実はバラバラで会派の体をなしていない」
と酷評されていた。一面その通りで、議案ごとに会派内で賛否が割れることがしばしばあった。
そこを突かれると、私は反論は出来なかった。
結局、寄り合い所帯は長続きせず、9人会派は私を含め5人が去り、1人増えて現在5人会派となっている。

一方、ふじさわ自民党は100条委設置を巡り対立が生まれ、2人が去った。
その後、無所属議員1名が加入し7名会派となり、1名差で念願の最大会派に返り咲いた訳だが、引き替えに「自民党会派」という大義は失われた。
そして、佐賀氏は既成政党を否定する立場の新党に移り、一時は市議会を去ることまで視野に入れていたわけで、結果的には議員辞職をしなくて正解だったが、筋から言えば佐賀氏はこの時点で最低限会派は抜けるべきだったと思う。

更に、市川議員は、ひとり方針に背き100条委設置に賛成して男を上げているわけだが、今のところ会派を離れていない。
市川氏は2度も造反しているのだから、会派をたたき出されても仕方ないと思うがそれもない。

佐賀・市川議員が離団すると最大会派から転落してしまうから出て行けと言えない、としか見えない。

いずれにせよ、余計なお世話だけどね。
一言だけ言わせてもらうと
「会派の体をなしていない」はそっくりそのままお返しする。

市議会の会派は党派ごとに結成されているとは限らない。
私も今でこそ民主党議員2名で会派を組んでいるが、これまでは違ったし、これからどうなるかも分からない。
まあ、偉そうなことは言うもんじゃないな。

民主党の方針では「民主党議員は同一会派で活動する」となっているが、他党の議員と会派を組むのがダメな訳ではないので、議会構成次第では他党の議員と組む可能性は否定しない。

そして、寄り合い所帯的な会派を組んだ結果、会派内で賛否が分かれることもあるだろうが、議会は多数派形成の場だ。何党だから一緒に出来ない、なんて言っていられない。

ただ、ケジメは必要だ。
市議会は、機関として市当局と対峙する立場だが、市長与党的立場も否定はしない。
なので、議員は対市長・対当局とのスタンスに関し、同一歩調をとれる者同士で会派を組むのが基本だ。

ということは、「政見」「思想信条」が問われるような議案の場合は、賛否が分かれるのは仕方ないと思うが、予算など市の基本政策議案に関して賛否が分かれるようでは会派は組めないことになる。

また、中央政党の関係も当然無視できない。
公明・共産は一枚岩だからあり得ないとして、社民党が連立政権を離脱した以上、民主党の私は以前よりも社民会派とは組みにくくなったし、自民系は打倒民主なので同じ会派になるのはそれ以上にハードルが高い。

以上の点が、市議会内で会派を組むか否かの分かれ道となろう。
この他、昨今の「議会改革」のような、議会の役割そのものが問われた際の考え方についても共通認識が必要だ。
「藤沢市議会は特別だ」
というのは通用しない。地方自治改革・地方議会改革という波は当然藤沢にも押し寄せるわけで、今後の重要論点だ。党派・議員は議会のあり方に関して、定見を持たなければならない。
ちなみに、この「議会改革」は地方選の際の党派マニフェストのテーマに相応しいと思っている。

今、参院選で各党派が生き残りをかけた闘いを繰り広げいている。
私たちの統一地方選挙は来年4月だが、今後の政局によっては地方議会の構成も大きく変わる可能性がある。
民主党は、地方で根が張れていないと指摘され続けてきたが、政権与党となった事で地元での存在感が増してきているのも事実だ。

100条委設置は今回もかなわなかったが、土地調査報告書という強力な武器も手に入れた。今後も攻勢を強めて行きたいと思う。
これから市議たちは通常の議会活動とともに、自分の選挙に向けた動きを始めることになる。
参院選の結果次第では、市議会内での動きも出てくるだろう。
| 21:14 | 議会(本会議) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
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