:::藤沢市議会議員 柳田ひでのり:::藤沢市議会議員柳田秀憲のブログです。

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藤沢市議会、天気晴朗なれども浪高し
佐賀和樹市議が「日本創新党」から参院選に出馬することが決まった。

佐賀議員は、私よりも3歳年下(学年は4つ下)だが、市議会では1期先輩だ。
にもかかわらず、大変失礼ながら私は思わず「ワキちゃん」なんて呼びかけてしまうこともあるのだが、佐賀議員はいつも明るくにこやかに応対してくれる。
イケメンながら飾らない、気さくなイイ奴なのだ。
私と佐賀議員とは、政治的立ち位置は対極にある、と言っていいだろうが、ほぼ同じ時期に同じ藤沢で育ってきた者同士、わかり合えることが多い(と私が思っているだけかな)。

そんな佐賀議員が、現職市議の座をなげうって結党間もない(またまた失礼ながら)海のものとも山のものともつかぬ新党から参院選に出馬とは恐れ入った。
私は民主党員なので佐賀氏の選挙応援はあり得ないが、ともに藤沢市議会で活動してきた者として、
心より健闘をお祈りする

ということで、佐賀議員が参院選出馬により辞職、となると市議会は1名減って35名になるが、これは
単純に「欠員1名」というだけでは済まない事態なのだ。

まず、1点目は監査委員
佐賀氏は現在、市の監査委員となっているが、当然これも辞職だ。
そうなると、自治法で監査委員は4名と決まっているので、早急に次の委員を選出しなければならない。

2点目として、市議会常任委員会の欠員問題
佐賀氏は「総務常任委員会」の所属が本会議で決定されたばかりだが、議員辞職すると
最大与党の「自民党・無所属の会」に総務委の委員がいなくなってしまう
という問題が生じる。

さらに、総務委は与野党で5対4と与党3派が過半数を得ているものの、佐賀氏が辞職すると4対4で同数となり、我が方が主導権を握る格好になる。
3派側は頭が痛いのではないか。

3点目として、現在市議会は与野党が拮抗している。
与野党、という表現を避ければズバリ
100条委設置賛成・反対の勢力が拮抗している。
先の2月定例会の際は、17対18で惜しくも100条委設置は否決となったが、100条委反対の佐賀氏が辞職すると17対17の同数になり、議長裁定となるのだ。
山口議長にプレッシャーが掛かる場面だ。
また、これは賛成派にも言えるが、何らかの理由で反対側に1名でも欠席者がでると100条委の設置が実現することになる!

さらに付け加えれば、佐賀氏は海老根市長との親密さを公言してはばからない。そうした、いわば
海老根親衛隊的な市議の一角が崩れる
ことをも意味する。
日本創新党を支援する海老根市長
にとっては佐賀氏の出馬は痛し痒し、といったところだろうか。

ということで、一市議が他の選挙に出馬→辞職、というだけならば他党の私は
「健闘を祈る」
で済むのだが、現在の藤沢市議会の状況に鑑みるに
佐賀氏の一議席は非常に重みを持ってくる。
また、最初の理由に挙げた監査委員の件だが、私は以前も当ブログで

「4名の監査委員のうち、現状は2名が議員で識見者2名が公認会計士。
これを、議会選出委員を1名にして識見委員3名と変更した方が監査機能が向上する」


「議員は議場での質疑によって市側を質すのが本分。議選の監査委員は1名いれば十分」
(※自治法では議選は最低1名、上限2名)

との持論を展開した。
で、佐賀監査委員の辞職は
議選委員を1名に削減して識見委員を3名に増員する
という持論実現に向けての好機かもしれない。

「本日天気晴朗なれども浪高し」
佐賀議員の参院選出馬によって市議会に新たな局面が生じた。
氏の一議席をムダにしないためにも、前向きな議論をしていきたいと思う。
| 23:23 | 議会(その他) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
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