:::藤沢市議会議員 柳田ひでのり:::藤沢市議会議員柳田秀憲のブログです。

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臨時会その2 〜議長裁定で決着〜
本日、市議会臨時会が開催され、各議員の所属委員会が決まった。
私は文教常任委員会と行政改革等特別委員会に入ることになった。
ともに、私は8年目にして初めての所属となる。

このように、各派交渉会が決裂して以降議会は空転していたが、状況を打開するべく議長自ら乗り出したことによって、事態はようやく収束したわけだ

議会は合議制の機関だが、最終的には多数決によって意思決定を行う。
そして
「機関としての議会」の決定が市の意思決定
となるわけで、議員個々の意思・発言は尊重されるものの議員一人一人に意思決定権があるわけではない。
その中で、例外的なのが「議長」だろう。
一議員とは法制度上で別格の扱いになっており、議員の中でもとりわけ責任が重大な地位だといえる。

「議長」は、市議会議員にとっての「お父さん」「お母さん」
的な役回りが期待されるのだ。
名実ともに議会のトップ、「顔」だ。

なので、私たち議員は、少なくとも私は議長に理解を求められると弱い
議長に「頼むよ」と言われることなど滅多にないが、だからこそ言葉には重みがあり、受けるこちらも真剣に向き合うことになる。

私は議員になってから、国松議長・河野議長、そして今の山口議長が議長職を担った。
国松議長と河野議長は公平な議会運営をめざし、議員各位が本来の活動ができるような配慮が感じられた。
また「議決機関・意思決定機関としての市議会」という、議会のあるべき姿についての一家言があった。

一方、山口議長も公平な運営、議員一人一人への配慮、を感じる方であり、基本的に私は信頼を置いている。

ただ、山口議長が不運だなと感じるのは、市長選のしこり等で「最大与党が分裂」という中での船出、その後は議会が100条委員会設置で真っ二つに割れるという局面となっており、その意味では前の二人と比較すると難しい舵取りが要求されていると言えるだろう。

もちろん、議長になったからにはどんな状況でも的確に判断しなくてはならない、不運もなにもない、という意見もあろう。
正論だろうが、私は山口議長はご苦労が多いだろうな、と単純に思う。

議長が調整した今回の委員会構成は、交渉会で紛糾した
「総務委 与党6:野党3名」
「建設委 与党5:野党4名」
という案が撤回され、
「総務委 与党5:野党4名」
「建設委 与党4:野党5名」

となった。
野党側の要望に配慮した、私たちとしては納得できるものとなっていた。
与党が過半数を得ていることを盾に与党案の採決を断行するというのなら、私たちに残された道は
「議長不信任」
動議の提出しかなくなる。
こうなるともう喧嘩だ。
これとて否決されるだろうが、議長は決定的に傷つくことになり、藤沢市議会に大きな禍根を残す。

何も好き好んでそんなことをするわけではないが、強行姿勢に対しては強行にならざるを得ず、断崖に向かう、いわば
「チキンレース」
とも言える状況に与野党が陥っていた。
だが、「お父さん」たる山口議長が退路を断って直接交渉に乗り出すと、互いに矛を収め

与野党激突→議長強行指名→野党側が議長不信任

という最悪のシナリオは回避された。

各派交渉会は紛糾し決裂、時間を空費した。今回の騒動は決して褒められたものではなく、反省すべき点がある事は認めざるを得ない。
だが、最高責任者が誠意を持って事に当たれば局面が打開できる、ということを目の当たりに出来たのは私にとっては収穫だ。
| 12:21 | 議会(本会議) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
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