:::藤沢市議会議員 柳田ひでのり:::藤沢市議会議員柳田秀憲のブログです。

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各派交渉会 エピローグ
各派交渉会は迷走のあげく、決裂し幕を閉じた。
市議会は「与野党拮抗」という未体験ゾーンに突入、先が見えない議会運営が続いている。

さて、議会における与党・野党という概念だが、大きく2つに分けて考える事ができる。
一つは、市長に対する議員各々の姿勢、あるいは温度差。
ようするに、市長を支えるのか否か、ということだ。

もう一つは、議会運営上の与党・野党という分け方。
議長を中心とした、副議長・議運委員長などの議会運営の主導権を握る側と、そうでない側、という構図。

この二つが対立軸となっており、今の藤沢市議会では市長与党と議長与党は同一となっている。
つまり、市当局とのスタンスの違いがそのまま議会内の対立に直結しているのだ。

しかし、これはよく考えるとおかしな話であり、法制度上から見て、あるいは市民の期待は
議決機関VS執行機関
という二元代表制が機能することであり、議員同士のバトルではない。

それを放棄、あるいは放棄しているように見えるので、私たちは与党を批判するのだ。
断っておくが、市長を支える議員の存在を否定しているわけではない。
市当局に対して疑義が生じたのに、「調査しよう」という意見を受け入れないのは議員としておかしいでしょう、と言っているだけだ。

昨年の議会人事決定の際、当時かわせみ会の私は、与党三会派と対立し議長選挙を行ってまで対決姿勢を明確化した。

この時、今は共に会派を組む三野議員も議会内与党の一角の「さつき会」におり、同じ民主党とはいえ市議会内では私とは対決関係にあった。
また、河野議員も当時は議長で、加藤(一)議員も自民会派の幹事長という具合に、与党の中枢にいた議員たちが現在は野党化している。
三野議員はもともと海老根市長へのスタンスは「是々非々」だったと思うが、河野議員・加藤議員は明確に「海老根支持」だったのだが…。

当時私が所属していた「かわせみ会」は、議長選挙を自民と戦ったことから議長に対しては野党的ではあったものの、議長選挙で敗れたとはいえその恨みで議長の足を引っ張り続けてきた、わけではなく、普通に協力する時はしてきたと思う。

また、市長に対しては、私は懐疑的ではあったが、昨年度の予算案についてはかなり批判的な代表質問をしながらも「しぶしぶ賛成」した。
会派として予算案に賛成、市長に対しては「是々非々」で、基本的には議案・予算は賛成し決して野党ではなかったのである。

このように、昨年度までは明確な「海老根野党」は共産党くらいだったのではないだろうか。

そのうち、海老根市長の独自色が強まる、すなわち
「マニフェスト至上主義」
ともいえる市の意思決定のあり方・政策判断のあり方に対して、会派・党派を問わず問題意識を持つ議員が出てきた。
それでも市側は「問題なし」と強気の姿勢を崩さず、与党三会派内にも疑問があったかもしれないが、結果的に市長を支持し続けてきた。
それが、善行問題を切っ掛けに一挙に海老根体制に対する疑問・不満が噴出、市長・市当局に攻め込む側と守勢に立たされる側に議会ははっきりと二分されたのだ。

山口議長は投票選挙で選出され、決して楽なスタートを切ったわけではないが、議会が真っ二つに分かれるほど厳しい運営を強いられていたわけではなかった。
山口議長・松長議運委員長らは公平な運営を心がけていたと思うし、与党主導の議会運営に対し私も特段の不満があったわけではない。
繰り返すが
議会内の対立が深刻化したのは「善行問題発覚以降」なのだ。
このことは強調したい、と思う。

市議会とは何か?
二元代表制の意義は?
市長と議会とで、いわば市政の中での分権によって、一方の暴走を防ぐ。
相互牽制、「チェック・アンド・バランス」の関係のはずだ。
市議会議員としての原点に立ち返る時ではないのか。
| 14:12 | 議会(その他) | comments(2) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
Comment








コメントありがとうござます。
今の政府や党執行部の迷走を見ていると、ルーピーズさんのようなお気持ちになるのはよく分かります。
この件については、あらためて書いてみたいと思います。
よろしくお願いします。
posted by 柳田ひでのり | 2010/05/22 9:40 AM |
政権交代とは一体何だったのか
posted by ルーピーズ | 2010/05/21 2:10 AM |
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