都市マスタープラン |
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「都市マスタープラン」
の見直し作業を進めている。
藤沢市全体の整備計画の中で、市内に5つの地区を「都市拠点」と位置づけ、重点的に基盤整備等を行っていくとしている。
1.藤沢駅
2.湘南台駅
3.辻堂駅
4.健康と文化の森
5.片瀬・江の島
このうち、2.の湘南台地区は相鉄線・横浜市営地下鉄の乗り入れとそれに伴う駅前整備の完了、3.の辻堂駅地区については、北口の「湘南C−X」開発が進められている。
また、5.の片瀬江の島地区についても、水族館をはじめ江の島頂上部などの再整備は完了しており、おおむね計画通りに進んでいるだろう。
しかし、1.藤沢駅周辺地区については、駅南北の分断や施設の老朽化・陳腐化、さいか屋の経営危機問題が浮上するなど、中心市街地としての魅力後退が顕著だ。
これらは老朽化した市庁舎建て替えなどとセットで議論する必要があると考えるが、駅前地区は地権者が数多く存在し権利調整が容易ではないだろうし、市庁舎建て替えも巨額の費用を要するプロジェクトなる。
いずれにせよ藤沢駅再整備・再開発はかなりの難問だろう。
また、4.の健康と文化 については、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスと大学病院、さらには新産業の誘致などをうたっているが、大学病院の誘致は不透明な状況だし、新産業誘致も今の経済情勢をみると果たして現実的課題なのか、疑問がある。
そうした中、今日の新聞各紙に
相鉄線が湘南台以西へ延伸
という記事が出ていた。
藤沢市と神奈川県、慶応義塾と相模鉄道の4者で検討会議を設置し、湘南台駅から慶応キャンパスまで新たな鉄道敷設を検討する、というものだった。
市の総合計画・都市計画からすると、この話は既定路線であり、これまでも検討が重ねられていたので驚きはないのだが、少子高齢化・経済低迷の現下の情勢で打ち上げる話なのかどうかは、議論の余地がある。
この計画は、「上下分離方式」で検討するようだが、これはようするに鉄道事業者は採算が合わないから市や県に施設設置をしてほしい、運営は鉄道会社がやるから、というものだ。
報道によれば、事業費は1000億円との試算もあるようだが、実現可能なのだろうか?また、費用対効果はどうなのか?
これまで市が打ち出してきたまちづくりの方針・将来構想自体は間違ってはいないだろうが、構想をすべて実現する必要があるのか?また、実現できるのか?
できるとしても、いったい何年・何十年かかるのか?その間に、社会情勢が変化して、できた時には無用の長物になっていはいないか?
相鉄延伸や村岡新駅など、都市計画上の課題を解決するにはけた外れの費用がかかる。
私は、基本的に都市整備は進める必要がある、と思っている。
少子高齢化だからといって、福祉的なものばかりに金を使っていると、その原資を稼ぐ産業が成り立たなくなってしまう恐れがあるし、そもそも都市としての活力が失われる。
「角を矯めて牛を殺す」
ということだろうか。
とはいえ、市の財政に余裕はないのだ。思い切った事業の見直し・廃止、凍結が必要なのではないか?
これから始まる代表質問や予算委員会の中で議論しようと思っている。





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