:::藤沢市議会議員 柳田ひでのり:::藤沢市議会議員柳田秀憲のブログです。

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試練は続く
8月2日、民主党神奈川県連の常任幹事会が開催され、参院選の総括が行われた。
今回、神奈川県選挙区においては金子洋一氏と千葉景子氏の二名を擁立、全国比例区には三名の候補者を立てて挑んだものの、選挙区は一名当選、全国比例区も一名当選に終わった。

この結果をうけて執行部より総括文書が提案された。
これに対し修正道議が出て、県連執行部の責任を問う声まで飛び出し緊張が走ったが、結局は指摘事項を加えて書き直すことを前提に
「修正案は執行部に一任」
されることになり決着。
執行部原案が常任幹事会で了承されなかった事は私の記憶にはない。

一方、民主党の両院議員総会は、続投を表明した菅総理をはじめ幹事長ら党本部執行部の責任追求が噴出、参院選の総括どころではなかったようだ。
これと比べると「原案修正を前提に、総括文書は執行部一任」となった神奈川県連は平和な方か。

今後、民主党内は9月の代表選に向け水面下の攻防が激化することになる。
菅総理は代表続投の意思を表明したが、大敗北により求心力は低下、挙党体制を築けるのかどうか心許ない。
総理に反発するグループは対抗馬擁立を模索しているようだが、いずれにせよ誰が総理になっても衆参で多数派が異なる状況下で厳しい政権運営を余儀なくされることには変わりない。

衆院選の歴史的な勝利から一年、民主党政権は迷走が続いている。
解散・総選挙も覚悟、か…。
| 16:15 | 国会 | comments(6) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
参院選敗北
長かった参院選が終わった。
結果はご承知の通り、民主党は完全な敗北
菅直人総理は続投を表明したが、参院で過半数に大きく届かない以上、攻勢を強める野党を前にして、政権運営は困難を極めるだろう。
党内でも総理の責任を問う声も上がっており、民主党は内憂外患の状態だ。

私は今回の選挙は、選挙区は千葉景子法相の陣営に加わっていた。
5期目を目指したがかなわず、現職大臣を落としてしまったのは痛恨の極みだ。

民主党の敗因は色々あるだろう。
報道で言われているようなことが、大きく違うとは思わない。
野党幹部のインタビューを聞いていても、批判は的を射ていると感じる。
メディア・野党の皆さんが仰る通りで、私から付け加えることはない。
敗北を受け入れるのみだ。

民主党全体でも改選議席を大幅に下回ったわけだが、全体情勢もさることながら、私にとっては旧社会党時代から行動をともにしてきた千葉法相の落選が何よりつらい。
もう一人の金子洋一候補は再選し、共倒れにならなかったのがせめてもの救いだが、民主候補二人で最後の議席を争うのは本当に辛いものがある。

これまで、参院神奈川選挙区では定数3に対して民主は二人を擁立してきて、候補者がお互いに切磋琢磨し二人当選を続けて来ただけに、今回の結果に対しては中々気持ちの整理がつかないが、有権者の怒り・失望を買い、みんなの党の躍進を許してしまったということだろう。

私は、過去の参院選での成功体験から、県議会選挙など他の選挙も強気の候補者擁立姿勢を掲げる執行部の方針を了としてきたが、選挙である以上当然今回のような結果もあり得る。複数擁立の恐ろしさを見せつけられた。

2人区で一人立てて自民・民主と議席を分け合うのと、2人区に民主二人立てて一人しか当選しないのも
『一人当選』という意味では同じ。
比例区票掘り起こしのためにも、2人区でも二人擁立するべき」

と、俯瞰して、候補者を駒のようにとらえればそう言うことはできる。
だが、候補者本人は人生を懸けて勝負に出るのだから、2人区で二人擁立のような勝算度外視の選挙戦術が正しかったのかどうか、今後のためにも検証が必要だろう。

民主党を応援して頂いたみなさん、ご期待に沿えずに大変申し訳ありませんでした。今回の敗北を糧に、これからも精進して参ります。
| 15:05 | 国会 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
鳩山内閣、退陣
本日、鳩山総理が辞意を表明。
宰相鳩山由紀夫は8カ月で表舞台から去ることになった。

総理の地位につく人の心情は私のような凡人には計り知れないが、大変な緊張を強いられた8カ月間だっただろう。
こころから「お疲れ様でした」と言いたい。

で、新しい総理・代表には菅直人氏の名前が取りざたされている。
私は、鳩山・菅が「ミスター民主党」だと思っているので、私にとっては鳩山総理が辞めるのならば後継は菅大臣しかいないと思っている。

こうした民主党内の動きに対して、マスコミや野党は
「表紙を替えるだけでは国民に見透かされる」
「民主党は自民党の総理・総裁がコロコロ変わる、と批判していたではないか」
と一斉攻撃だ。
確かに、そうした批判は的外れだ、とも言えず、甘受するしかない。

だが、私は前回のエントリで
「民信なくば立たず」
と述べた。
「論語」
の一節だが、政治に一番大切なのは民の信頼で、鳩山総理はその意味では致命傷を負ったのではないだろうか。
だからこそ自ら責任をとって辞めるのであり、参院選のために看板を付け替えただけ、とは根本的に異なる、と私は思っている。

また、政権交代以降、たしかに民主党は問題が噴出した。
経験の無さからくる内閣の迷走や、総理・幹事長、それに北海道教組から違法献金を受けた小林議員などの政治とカネの問題。いろいろあった。
しかし、なんと言っても鳩山内閣の致命傷となったのは「米軍基地問題」なのだ。

民主党は日米安保や米軍基地に関する政策決定に関して、手痛い過ちをおかした、のはその通りかもしれない。
では、野党諸氏は、沖縄の負担軽減・基地のあり方に関して、妙案があるのだろうか?
共産党や社民党は、日米安保・日米同盟そのものを認めていないが、自民党をはじめその分派ともいえる新党の諸氏におかれては、基地問題・沖縄問題について、是非とも政見を示して頂きたいと思う。

来る参院選の争点は、民主党政権そのものの是非、といった雰囲気を感じる。
経験不足による現実対応への迷走、寄り合い所帯的な党の体質への批判もあろう。
総理・幹事長の「政治とカネ」の問題もあるだろう。
民主党という政党は、国政を任せるに足る政党なのか?と、有権者の審判を受けるのは当然であり、宿命だ。

だが、繰り返すが民主党政権が最大の危機を迎えた直接の原因は米軍基地問題だ。
マスコミの皆さんにおかれては、日米安保や日米同盟、沖縄問題についての各党の意見を是非とも争点として世に問うようお願いしたい。
| 21:47 | 国会 | comments(2) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
民信なくば立たず
28日夜の閣議で、政府は普天間基地を名護市の辺野古に移設することを決定。
そして、鳩山総理は、県内移設に反対し閣議決定への署名を拒否した社民党の福島大臣を罷免した。
「海兵隊は国外、最低でも県外」
という選挙公約実現を模索するも米国に跳ね返され、迷走を繰り返したあげく自民党政権時代の辺野古移設に逆戻り。

「鳩山総理は、沖縄県民との信義より、米国・米軍を選んだ」
と沖縄の怒りは頂点に…。

私は21時からの総理の記者会見の模様をNHKニュースで見ていた。
「お詫び」「反省」「お願い」
の連続で、痛々しいほどだ。

対する社民党福島党首は
「沖縄を裏切ることは出来ない」
とキメ台詞。その顔は清々しささえ感じさせた。
もはや、民主・社民の関係解消は決定的だろう。

期限切れ直前まで総理は打開策を探り、都道府県知事を集めて
「沖縄の負担軽減に手を貸して欲しい」と各自治体にボールを投げる
ことまでやった。この瞬間、
日本の安全保障
極東・太平洋の国家間の均衡といった
地政学
的な意味合い、そして
日米同盟
といった事に関する国民的議論の時となった。

私は、厚木基地爆音に苦しむ藤沢市の市議なのだから基地問題とは無縁のはずもないが、今あらためて
「日米安保と米軍基地負担」
といった超難問の答えを求めなければならない。

民主党の一員として、私は鳩山総理・日本政府の政策を支持したいし、日米同盟も大切だ。だが、
「沖縄を裏切ることはできない。負担を強いることに荷担することはできない」
との福島発言に共鳴する自分がいる。

民信なくば立たず。民主党政権は危機的状況に陥った。
| 02:16 | 国会 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
政権交代
鳩山政権の迷走が続いている。

普天間基地移設問題は、「5月末」までに決着をつける、と宣言していたが、期限が迫る中で打開策は見いだせず、沖縄県民に対して「陳謝した」とのことだ。
そして口蹄疫問題が起き、政府の対応の遅れなどから批判を浴び政権が揺さぶられている。
さらに、相変わらず小沢幹事長の政治資金問題も火種となりつづけており、予断を許さない情勢だ。

そんな中で、神奈川県議会も大きく動揺している。

県議団の団長を含む3名の議員が離党し、みんなの党に合流することになる、との報道があった。
鳩山・小沢両氏の政治資金問題に対し疑義を投げかけたが返答がない、などと政治とカネの問題がつきまとう執行部に対して不満を述べ、民主党に愛想を尽かした格好だが、これについては様々な憶測を呼んでいる。

離党した3名の県議が選出されている選挙区はいずれも3人区だ
今期まで、県議選の3人区には民主党候補は1人擁立が大半だったが、次期県議選では3人区には2人の民主候補を擁立し民主過半数をめざしていくことが確認されている。

そうなると、県議選は民主党候補同士による大激戦になることは必定で、自身の選挙が危うくなるから離党したのだ、という批判があるわけだ。
この他に、県内市議の一部も民主党から出て行く動きがあり、離党した彼らの真意は知るよしもないが、彼らに共通しているのは所属総支部の国会議員との関係が良くない、ということだろう。

激戦の小選挙区を闘った衆院議員や、3人区で2人当選した参院議員は、自分たちが厳しい闘いをくぐり抜けてきたからか、地方議員に対しても同様の覚悟を求める傾向にあると感じる。
だが、地方議員にしてみると、衆院議員や参院議員のおかげで市議・県議に当選したわけではない、という思いがあるように見える。

こうした構図を見るにつけ、地方議員内には「民主党は国会議員中心の政党だ」という不満があることを再認識させられる。

私自身はというと、そうした批判も分からないではないのだが、180°見解が異なる。
私は政権交代して今の政治を変えなければならない、この国の政治には政権交代可能な2大政党を中心とした政治構造が必要だ、という一点で民主党に参画してきたのだ。
地方議員・国会議員がどうのこうのという問題ではなく「民主党は政権交代を実現するための唯一最大の道具」と思ってきた。
私は、純然たる市議としての立場とは別に、党の尖兵として活動してきたつもりだ。

私(総支部幹事長)と中塚代議士(総支部代表)とは7年ほどのつきあいになり、中塚氏の衆院選を3回、参院選も今回で3回目、参院補選が2回、私たちの統一選が1回、市議補選も1回と、数々の選挙を共に闘ってきた。
特に、二度目の衆院選で敗れてからは、中塚氏の地元活動時間が増えたことから共に過ごす時間が増え、互いに本音で語り合い、信頼関係を深めることが出来たのは幸いだったと今にして思う。

こうした関係が築けないまま、あるいは真に政権交代の意義を考えず自分が議員になる手段としてしか民主党を捉えないまま選挙に突入し、議員バッジをつけている議員が国・県を問わずたくさんいる、と感じる。実際、総支部長と地方議員とのゴタゴタをたくさん見聞きしてきた。

中塚氏は旧新政党→新進党本部の職員時代から、私は葉山峻らが96年に旧民主党を立ち上げた際のカバン持ちをしていた時から、お互いに10数年来政権交代を目指し、2003年から行動を共にしてきたわけだ。

私たちは「政権交代」が来る日を信じて活動してきた同志なのだ。

私自身、悲願であった政権交代を目の当たりにして、達成感・高揚感をかみしめ、勝利の美酒に酔いしれたのは確かだ。
その意味では、私や民主党自体が大勝に
「浮かれていた」
と言われればそうかもしれない。
鳩山政権発足以降の政府の迷走ぶりをみるにつけ、
「政権につく覚悟が出来ていなかった」
と言われれても仕方がない、とも思う。
様々なご批判は甘受したい。

ただ、一つ
民主党以外に、この国で選挙による政権交代を実現した政党はない
ということだけは、あえて言わせて頂きたい。

自民党政権を倒して細川連立内閣が誕生したものの10カ月で瓦解、自民党が政権に復帰。冷戦構造崩壊・バブル崩壊後の新しい秩序を作り出すことなく、自民党はズルズルと政権に居座り続けた…。
このことで、どれだけこの国の政治・経済・社会が混乱し、後退したか、損失は計り知れない。

決して、あのときと同じ轍を踏んではならない。
| 22:32 | 国会 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
民主党大会
本日13時から、民主党大会が日比谷公会堂で開催された。
私は議決権のない「オブザーバー」として、三野市議とともに参加してきた。

会場の日比谷公園周辺では、街宣車が集まり、シュプレヒコールが飛んでいる。警備の警察官もかなりの人数で、物物しい雰囲気。

「小沢やめろ!」「外国人参政権反対!」

の大合唱であった。

昨日、小沢幹事長の元秘書で現衆院議員の石川知裕氏が逮捕された。
党大会の前日の逮捕劇、ということで、民主党側は検察に対して
「国策捜査」
「権力の横暴」

と反発を強める、という格好だ。

私自身は、この問題に関しては正直言って複雑だ。
小沢幹事長の卓越した政治的力量は誰もが認めるところだが、一方で旧態依然とした金権体質を引きずっている政治家だ、との評価もあながち違っているとは思えない。

今回の政治資金規正法違反の容疑だが、資金管理団体による土地取得代金が違法な献金を原資にしている、との疑いや、自由党解党時に残った政党資金を個人的に流用している、という話も出ている。

こうした事については、私は新聞等の報道で知るしかないのだが、いずれにせよ現職国会議員、しかも自身の側近中の側近が逮捕されるという事態に及んだ以上、小沢幹事長の説明責任は極めて大きい。

来賓の挨拶の後、鳩山代表が所信を述べ、続いて小沢幹事長の演説となった。
小沢幹事長の演説は、本来であれば党の今後の活動方針などを表明するはずだったのだろうが、一連の疑惑に対する自身の思いを述べる異例なものとなった。
語られたことは従前からの氏の主張と変わらず、検察の横暴と対決していく、という趣旨だった。

私たちは立ち見がでるほど満員となったホール内に入れず、ロビーで館内放送を聞いていた。
幹事長の演説が終わり一息ついていたら、新聞記者から取材を受けた。
小沢幹事長の演説を聞いてどう感じたか、ということで、

「党大会での幹事長の話は、本来は活動方針などになるのが筋だが、こうした事態では疑惑に対する話に終始したのもやむを得ないと思う」

「今回の問題は、小沢『議員』として処理するべき話であり、捜査当局から疑われているようなことが『民主党の体質』だと国民から思われるとしたら不本意」

「小沢幹事長個人の問題を党全体の問題にしてはならない

的な事を答えた。
小沢幹事長が金権体質にまみれた悪徳政治家だ、というつもりは毛頭ないし、権力を利用して私腹を肥やしているとも思っていない。
さりとて公共工事受注企業から巨額の献金を受けている、との疑いがかけられており、事実献金した企業側は金を渡したと証言している。

そうした政治のあり方を変えようというのが民主党なのだから、国民から
「民主党も自民党も同じ。結局政治ってそんなもんだ」
と思われてしまうとしたら、つらい。

「犯罪者をつくる」
ような捜査のあり方は断じて許してはならない。
一方、小沢幹事長は疑惑に対して説明責任を果たしている、とは残念ながら思えない。検察批判もよいが、疑惑があれば捜査するのが彼らの仕事なのだ。

ともあれ、民主党政権は最大のピンチを迎えた。
この機会に、政治とカネの問題を根本から見直すような制度・仕組みを考えるのが我が党の進むべき道だと思う。
| 23:30 | 国会 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
政権交代、成就
ついに、政権交代が実現した。

私は、旧民主党(Dのシンボルマーク時代)からの党員だ。
当時は「鳩山兄弟新党」結成か、などと騒がれ、最終的には鳩山兄弟に菅直人氏、社会党の横路孝弘氏が新党の顔となり、「民主党」が結党された。
私は、義理の父の衆院選出馬に際して、運転手兼鞄持ちをしながら新党結成を横目で眺めていたが、その葉山が渦中の人となっていった。

小選挙区制度になり、旧日本社会党では一人しか当選しない選挙は勝てない、との判断から、より幅広い支持を得られる新党の必要性が語られていた。
そして、藤沢市を中心とした新しい小選挙区では、首長出身の葉山峻が強いだろう、と目されていた。
旧民主党の理念には、首長連合、みたいなことが謳われており、中央集権の「垂直型社会」から、地方分権の「水平型社会」への転換、などとしきりに喧伝されていた。
その意味では、葉山峻前藤沢市長は極めて旧民主党的な候補者だった、と言えるだろう。

しかし、実際には他の候補が公認となり、葉山は比例単独候補となった。
名簿上位だったため当選はしたものの、小選挙区当選をめざしていた私たちには釈然としない思いが残ったのだった。

その後、98年に新進党が分裂して民主党に合流、現自民党の江崎洋一郎氏が民主党の候補者となった。
さらに、03年には、旧新進党の分派となった自由党が合流、小沢一郎氏の強い指導力が期待される。
そして、ここから、民主党の候補者は「中塚一宏」氏になったわけだ。

98年の合併が「現」民主党のスタートとされており、さらに03年の自由党合流で、一挙に二大政党が現実味を帯びてきたわけだが、私自身は、義理の父・葉山峻が神奈川県連代表を務めていた「旧」民主党への思い入れが強い。

今更、そんな旧党派による派閥・党内力学を語るのは愚かしいことであり、またそんなことは民主党はとっくに乗り越えている。
これは、私の個人的な、感傷に過ぎないのでご容赦を願いたいが、やはり旧民主党を結党し、それ以来一貫して野党民主党で頑張ってきたのは鳩山由紀夫氏であり、菅直人氏なのだ。私には
ミスター民主党は鳩山・菅だ
という思いが強い。
それが今回の政権交代により、鳩山氏は総理大臣へ、菅氏は副総理並びに国家戦略局のトップという、まさに政権ナンバー2の地位を得ることになりそうで、二人がついにトップに立つことは個人的には嬉しい限りである。

今回の第45回衆院選は、今後のこの国の行方を占う、あるいは国のあり方が変わるという歴史的な選挙だった
私はひたすら政権交代・中塚当選をめざし、歴史的な事業に参加できる喜びを感じながら運動してきた

だが、いざ選挙が終わると「歴史的な総選挙」とは裏腹に、上記に書いたような、私の個人的な思いがわき出してきて感傷的になってしまう自分もいる。

ともあれ、いよいよ政権与党となった。これからは、今回の選挙で有権者に約束したマニフェストを実行しなければならない
これは大変な作業だ。
だが、この選挙中、ひたすらマニフェストを配布し、また声高に演説を繰り返した身としては、党本部には内輪揉めなどせずひたすら政策実行に邁進していただかないと、立つ瀬がないのだ。

選挙期間中のある日、駅でマニフェストを配っていた。
若いOL風の女性がマニフェストを受けとってくれたのだが、
受け取りざまに
「子ども手当、よろしくお願いします!」
と、深々と頭を下げられたのだ!

こんなことは前代未聞である。
これまで、日常の政治活動はもとより、選挙時でも若い女性には殆どビラ等を受け取ってもらえないのが普通だ(イケメン候補は違うのかもしれないが)。
が、今回は違った。
小さい子連れのお母さんや若い女性が、どんどんマニフェストを受け取ってくれたのだ。おかげで、選挙運動は大変やりがいがあった、というと不謹慎か。
とにかく、有権者の反応、特に若い女性の反応は過去に経験したことのないものだったが、これはマニフェストに掲げた

「生まれてから中学卒業まで、こども一人あたり月額2万6千円の子ども手当を支給」

が決め手となったのは間違いない。

子どもがいない世帯等からは小さくない反発もいただいてきたし、5兆円を超す財源への疑問や、選挙目当てのバラマキだ、という批判も根強い。
だが、とにかく子育て世帯の経済的負担は大きいし、ともすれば家庭の所得差が教育の差に直結している現状は看過出来ない。子どもたちの健やかな成長に資する施策だと思う。
そして、何よりも、今後の人口減少・高齢化急進行は、この国の存続自体に関わる大問題なのだ。
経済はおろか、社会保障にも深刻な影響が出ることは日の目を見るより明らかだ。
少子化対策は「いくら金を使ってもよい」とは言わないまでも、思い切った政策が必要なのだと思う。
子ども手当以上に、即効性があり効果的な政策は無い、と私は確信している。

選挙の際、有権者からは本当に多くの励ましやご期待の声をいただき、心強い限りだったが、今後の政権運営次第では一気に反転すると思うと喜んでばかりはおれない。

政権党として、責任政党として、気を引き締めていかなければ。
| 18:12 | 国会 | comments(1) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
県連代表選挙
昨日、民主党神奈川県連の定期大会が横浜市内のホテルで開催され、新年度の予算や事業方針などが決まった。
あわせて県連代表選挙が行われ、現副代表の笠浩史(りゅう・ひろふみ)衆院議員が現代表の浅尾慶一郎参院議員に139対138票という一票差!で勝利、新しい代表となった。

県連の代表を党員の投票で選ぶ、というのは民主県連では初の試みだ。
私は、投票権を持つ代議員として選挙に参加、一票を投じてきた。
私はこれまでの実績から、浅尾氏に投票することに決めていた。

私としては、浅尾代表が再任されなかったことは残念だが、笠新代表も県連代表にふさわしい立派な政治家である。県連に新風を吹き込んでいただけると期待している。

こうした内輪の選挙の場合、投票を行わずに話し合いで決める場合が多い。
「後の組織運営にシコリが残る」
ということだ。確かに、そうした要素はあるだろうが、やはり民主的な組織運営をするには、代表も民主的手続きで選ばれるのが筋だと思うし、代表のなり手がいない組織というのもいかにも活力がなさそうだ。
投票選挙、大いに結構だと思う。

新たに代表に選ばれた笠氏は
「これから一致団結していこう。敵は外だ」
みたいな就任あいさつをしていたが、全く同感である。
やはり、投票選挙は一人ひとりが参加した、という実感があり、民主的でよい。そして、何より組織が活性化するなと再認識させられた。
| 12:47 | 国会 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
衝撃
まさに激動の一週間だった。
自民・民主両トップ間での連立合意→民主役員会での反対→小沢代表辞意…。
そして、
党役員・国会議員が慰留→小沢代表翻意→小沢続投。
という形で決着したわけだが、民主党と小沢代表が負った傷は浅くないだろう。

先の参院選の勝因は、年金問題や自民の不祥事が立て続けに起きて、
「自民党政治じゃもうだめだ、民主党が日本の政治を変えてくれ!」
という、有権者の叫びを受け止めたことだ、と私は思っている。
私は12年前の参院選からこの道に入ったのだが、この7月の参院選は桁違いの運動量だった。まさに党・支持団体による「総力戦」だったのだ。

私個人でいえば、自分の選挙でもあれほど街頭演説したことはないし、柳田後援会からも街宣車のドライバー等々、運動員として牧山選対に入ってもらったが、こんなことも異例である。その甲斐あってか、

「日本の政治を変えてくれ!」

有権者の熱気・好反応は過去にないほどだった。

「政権交代で政治を変える!」
という私たちの主張がついに国民に受け入れられた、これまでの活動は間違っていなかった…。 

なのに、連立騒動、である。
政権交代を求める有権者の思いを、直に受けとめた党所属市議として、今回の連立騒動は有権者・国民に対する「裏切り」と言わざるを得ない。
小沢一郎、といえば政界の顔、政界再編のキーマンである。
「二大政党」「政権交代」をめざす、われわれ民主党の切り札だ。その小沢氏に何があったのか…。

だが、「下っ端に何が分かるか」と言われればそれまでだ。
複雑な状況下での
「高度な政治判断」
なのだろう。
また、民主支持者の中に「連立やむなし」という人がいるのも事実だし、衆参逆転の国会は空転したままだ。
一市議には到底計り知れない。

ともあれ、小沢代表のもと全党一丸となり政権交代をめざす、事が再確認されたわけだ。
民主党には
「選挙による政権交代の実現」
をめざす以外道はない。
賽は投げられた、のだ。
| 18:42 | 国会 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
内閣、崩壊
安倍内閣がついに退陣。
民主党の、しかも「護憲」の私としては、「改憲」を高らかに掲げる安倍首相が辞めるのは大変結構なのだが、それにしても引き際がまず過ぎた、と思う。

参院選大敗→退陣せず内閣改造・党人事刷新
を断行。そして、つい先日
(国際公約である)テロ特法延長に職を賭して取り組む
と記者会見で大見得を切り、
国会開会→所信表明演説
を行った。与野党激突の緊張感が一気に高まる中、
各党の代表質問
を受けて立つ…

はずだった。だが、
「本会議開会直前」の辞任
である。
まさに、前代未聞の、異常な政治状況だ。
これでは、「無責任」「敵前逃亡」の謗りは免れない。
そんなことが分からない首相のはずもないだろうが、この辞め方では支離滅裂だ。

全国民が注目する国会の場で持論を展開するには、持てる最大限のエネルギーが必要で、気力が充実していなければ到底できないだろう。ましてや「参院過半数割れ」での与野党激突国会
となれば、首相の重圧は計り知れない。
報道によれば、安倍首相は入院した模様。いっぱいいっぱいだった、のだろう。

政権発足からしばらくは順風だったが途中からおかしくなり、打つ手がことごとく裏目に出て、最後は逃げるように去っていく安倍首相。
贔屓の引き倒しだったな、と思いながら、私は会見中継を見ていた。
憔悴しきった首相の姿は、さすがに私も気の毒になり、何とも言いようの無い、複雑な心境だ。

安倍政権誕生の高揚感に包まれていた一年前、誰がこの結末を予想できただろう。
予定されていた代表質問の当日、誰が総理大臣が本会議に出ないと思うだろうか…。
まさに、政界は「一寸先は闇」だ。
| 20:44 | 国会 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 柳田ひでのり |
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